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March 09, 2008
Web Development

Web Development

 

G-Labはインドのプログラマーと共同で様々なウエブサイトを開発しています。実はこのサイトもその一つです。なぜ理学療法学科の研究室がウエブサイト開発を進めているのでしょう? 以下を読めばその答えが分かります。

 

 

● コミュニティー・ネットワーキング

 

 スポーツ医学・理学療法・整形外科といった私たちの専門分野の中には、数え切れないほどの学会や研究会、商品やサービスの紹介や説明会、医療機関内外の小規模な勉強会が存在します。全国で開催される講習会は数知れません。そういったグループ内での知的作業の大部分は外部には紹介されることなく消えてきます。

 

 私たちはこの状況を重大な知的資源の垂れ流しと捉えています。もしもこれらの情報を蓄積し、外部に効率的に紹介することができれば、この分野の発展に大きく貢献できるのではないかと考えました。

 

 もう一つ、上記のような組織の運営は我々医療職による膨大な時間のボランティアによって維持されているという問題があります。本来、医療職の貴重な時間は臨床や研究などに向けられてこそ有効だと思うのです。

 

 会員負担も重大です。一つの研究会の年会費に1万円、地方から東京の講習会に出席するための交通費・宿泊・参加費で10万円、といった具合に出費がどんどん増えていきます。もしも3つの研究会に所属するとその出費は3倍! 私たちは多くの医療者ができるだけ多くの情報を容易に収集できるような社会システムが必要と考えています。

 

では、どうするか? その答えはインターネットです。

 

私たちの目標は、

 

(1)ウエブサイトを開発して研究会や職能団体の事務局を無人化・自動化すること

 

(2)様々な団体の事務局機能を統合することで広告費や人件費を圧縮して年会費の低減を進めること

 

(3)会員制度を流動化して、一括の年会費で複数の団体の事業に参加できること

 

などにあります。つまり、複数のパソコン通信を連結してインターネットが作られたように、多数の団体をウエブサイト上で連結することにより地域や職種、学閥や人脈を超越した仮想のネットワークを作り上げるのです。

 

 今後、このサイト上で随時進行状況をお伝えします。上に述べたような現状認識をお持ちの方には、サイトが完成した際には是非参加をご検討いただきたいと思っております。

 

 

● インドIT産業との協力

 

 インドは国を挙げてIT産業の振興を進めており、優れたIT技術者らが世界からの発注を待っております。そのコストは何と日本国内の1/3から1/5です。このサイトを作ったHasan君はバングラディッシュの大学に通う大学生で、現在本格的なIT企業の立ち上げ準備を進めています。

 

このサイトはCMS(コンテンツマネージメントシステム)を使っています。これはブラウザーからウエブサイトの内容を変更する機能で、ページの追加や削除から文章の編集、パスワードの設定、グループごとのアクセス領域の設定などであれば、特殊な知識がなくても簡単に行えます。この文章やレイアウトについても、htmlの知識などなくても、Microsoft Wordさえあれば1分で内容を自由自在に変更することができます。もちろん写真やビデオの表示、PDFファイルの掲載も可能です。つまり、インターネットに接続する環境さえあれば、いつでもどこでもサイトのアップデートができるのです。

 

このサイトの機能をすべてそのまま活かし、デザインを変更して他のウエブサイトを作ることができます。カスタマイズの作業としては、機能を担うプログラムはそのままで、全体のデザインやGUI(グラフィックユーザーインターフェイス)をご希望に沿って再作成し、メニューをお好みの通りに変更するだけです。もちろんその費用は国内水準と比較すると格安です。

 

 私たちはこのようなウエブサイトの制作を通じて、インドをはじめ海外の優れたIT技術者を発掘し、医療職に課せられる様々雑用を自動化したいと考えています。まずは、事務局代行サイトや臨床データ収集システムなどに取り組んでいます。このサイトをご覧になって、このようなオリジナルのウエブサイト制作をご希望される方がおられましたら、本業に支障がない範囲でご相談に応じます。